今なお猛威をふるう結核の脅威!

今なお猛威をふるう結核の脅威!

 

 

 

 

 

 

 

 

沖田総司、樋口一葉、正岡子規など、多くの著名人の、
命を奪ってきた結核は、かつては国民病と呼ばれていたが、
今や、過去の病気だと認識している人の方が多いだろう。

 

 

実際に、戦前戦後の時期は、日本における死因の、
第1位だった結核だが、1950年代に入ると、急速に、
患者数は減っていった。

 

 

とはいえ、2010年代になっても、新たに結核を発症した人は、
年間2万人前後いる点は、見逃せないところだ。

 

 

先進国の中でも、日本は結核の罹患率がダントツに高く、
一番低いカナダの、5倍近くとなっている。

 

 

結核は感染していても発病しないことが多く、
発病するのは、感染者の1〜2割程度と言われている。

 

 

従って、大勢の予備軍が存在しているわけで、
発病しないままなら問題ないが、発病して咳などで、
菌を出す状態になると、他の人に移しかねないことが、
同じ予備軍でも、生活習慣病などとは異なる点だ。

 

 

特に、空気感染や、病人に見えない人が知らず知らずの内に、
菌を出してる可能性もあるので、防ぎようがない。

 

 

ほとんどの結核患者は、適切な治療を受ければ治るものだ。

 

 

しかし結核は、感染症による死因としては、エイズに次いで、
世界第2位であり、世界中で流行が拡大している病気で、
毎年200万人が命を落としている。

 

 

問題は、治療を受けられない人が多く、薬を入手できたとしても、
きちんと治療計画を完了できない場合が多い。

 

 

確実に感染を防ぐのは難しいため、結核は、
自分が元気な内はいいが、自身の免疫力が低下すれば、
突如発病するという、”時限爆弾” のようなものだという、
認識は持っておいた方がいいだろう。